手話通訳士

手話通訳士の合格率が低いのは豊富な知識や表現力も必要であるため

手話通訳士は合格率が年によっては3割を下回ることもある、難関の試験といわれています。手話に関する資格の中では一番知名度も高く、本気で挑戦する人が多いにも関わらず合格率が低いのはどういうわけなのでしょうか。

それは、単純な手話の技術だけではなく、手話通訳士には福祉に対する豊富な知識や表現力なども求められるためと言われています。

手話の技能が一定レベルに達していることはもちろん必要な条件ですが、例えば筆記試験では国語の基礎力などの試験も行われます。これは、話の内容を正確に理解して端的かつ的確にまとめて通訳することなどが手話通訳士に求められる仕事の一つだからです。また、的確に内容を伝えるだけではなく、言葉の表現力や手話そのものでの表現力というのも、手話通訳士に求められる能力の一つです。

手話通訳士の仕事は、聴覚障害者のある人とのコミュニケーションを橋渡しすることにあります。それは通訳の技術ということだけではなく、障害者の立場や気持ちを理解することも重要で、そのため障害者や福祉に関する知識も要求されることになるのです。

手話技術だけではなく、言葉を操る国語力、伝える表現力、さらには福祉に関する豊富な知識と、手話通訳士を目指すならば身に着けなくてはならないことはたくさんあります。それらすべてを身につけて試験に挑んで初めて合格をすることができるわけですから、試験はこれだけの難関となっているのです。

難関の試験ではありますが、やりがいのある仕事であることは間違いありませんので、諦めずに挑戦してください。

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